KNIME - KNIMEでTableauの抽出データ(.hyper)を出力する方法

Hello Data People!

今日はデータ前処理やデータ分析を行うことができるオープンソースツールKNIMEから、データビジュアライズを行うツールTableauの抽出データ(.hyper)を出力を行ってみます。




KNIMEでデータ前処理を行い、結果データをTableauの抽出データ(.hyper)として出力

KNIMEにはKNIME extensionsという拡張機能を追加していくことができます。
その一つに、今回紹介するTableauと連携することができるKNIME Tableau Integrationがあります。最初はこれをインストールしていきます。

KNINEはバージョン4.4.1を使用中です。


KNIME Tableau Integrationをインストールする

KNIMEを開き、File → Install KNIME Extensions へ進んでください。



Install KNIME Extensions の画面にて、キーワード検索で tableau と入力。



KNIME Tableau Integrationを確認し、チェックボックスをチェックし、NEXTを押して進める。



数分後に、Software Updateのダイアログが表示され、KNIMEのリスタートを行う。



再起動した後、
KNIMEのノードリポジトリにてTools & Servicesを確認、Tableauが追加されていることを確認。これでKNIME Tableau Integrationをインストールは完了です。





KNIMEからHyperファイルを出力し、Tableauで開いてみる

Tableauのおなじみデータソース「スーパーストア」をKNIMEに読み込んで、そのままTableau Writerノードへ連結。ノードの設定でファイル名と出力先を選択し、ワークフローを実行しhyperファイルの出力を確認。


Tableau上でhyperファイルを開いてみると、問題なくデータが読み込まれている。



以上です。
KNIME上でデータの前処理を色々やって最終的にTableauで読み込めるhyper抽出ファイルを生成できるのでTableau Prepでは手が届かない前処理などをKNIMEにやってもらうということができるかと思います!

また、Tableauの旧バージョンの抽出ファイル形式であるTDEを出力する場合はLegacy Extensions(旧パッケージ)があるのでそちらで対応できるようです。詳しくは以下のリンクにあります。 


役立ちそうな KNIME Analytics Platform 関連リンクは以下になります。




Happy Data Analytics!

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